日本獣医がん学会は獣医腫瘍学に関する研究に助成を行います。
当法⼈は、我が国における獣医腫瘍診断・治療学の発展と推進に寄与することを⽬的としています。その⽬的に資するため、獣医腫瘍学に関する研究に助成を行います。
① 臨床研究部門
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② 基礎研究部門
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2024年1月5日から同年2月29日まで。
① | 日本獣医がん学会学会員(正会員、準会員)とします。 |
② | 年齢制限はありません。 |
③ | 国内で行う研究とします。 |
④ | 申請者の所属機関長(理事長、学長、学部長、研究科長、研究所長、病院長等)の承諾が必要です。(申請者が機関長の場合、承諾は不要です。) |
⑤ | 同一年度で、臨床研究部門と基礎研究部門の重複応募は不可とします。 |
⑥ | 当法人より助成を受けた研究者は、最終助成年度より3年間は応募対象外とします。 |
⑦ | 同一研究者が臨床研究部門、基礎研究部門に同時に申請することはできません。 |
助成研究に直接必要な経費(消耗品費、交通費、通信費等)とします。
以下の費用は対象外とします。
① | 申請者および共同研究者の人件費 |
② | 申請者が所属する組織・機関の間接経費、一般管理費(オーバーヘッド) |
研究助成に採択された研究者は希望により、学会からメンターをつけることができます。
メンターは研究に対する助言を行い、研究成果が国際誌への論文投稿までサポートします。
メンター制度を希望される場合には、その旨を事務局宛に別途ご連絡ください。
① | 当法人ホームページから「研究助成金申請書」(以下、申請書)をダウンロードし、必要事項を記入してください。 |
② | 申請書を印刷後、所属機関長の承認が必要な場合は署名ください。 |
③ | 申請書のPDFを作成し、当法人事務局宛にメールにてお送りください。 |
④ | 申請書の原本は申請者にて保管ください。 |
研究助成選考委員会において書類選考し、理事会で決定します。
なお、申請書は返却いたしませんので、予めご了承ください。
① | 結果通知:2024年5月中に電子メールで行います。 |
② | 助成者は当法人ホームページで公表いたします。 |
③ | 採否の理由についてのご質問には回答いたしかねますのでご了承ください。 |
2024年7月下旬を予定しています。
2024年5月1日から2026年4月31日の2年間です。
① 研究助成期間中および期間終了後に、日本獣医がん学会にて研究進捗状況および研究成果を発表していただきます。
助成期間 | : | 2024年5月1日~2026年4月30日 | |
助成金交付 | : | 2024年7月下旬 | |
進捗発表(助成1年目) | : | 2025年7月ないし2026年1月の学会 | |
成果発表(助成終了後) | : | 2026年7月ないし2027年1月の学会 |
② 助成期間終了後、2ヶ月(2026年6月末日)以内に「助成研究報告書」(当法人ホームページに掲載)を提出していただきます。
提出された「助成研究報告書」は、当法人の年報に掲載いたしますので予めご了承ください。
③ 研究結果の全部もしくは一部を発表する場合は、当法人から助成を受けた旨を明示してください。
和文名 | : | 一般社団法人日本獣医がん学会 研究助成 助成番号###### | |
英文名 | : | Japan Veterinary Cancer Society grant ###### |
④ 助成金の支給による研究成果は、助成金受給者に帰属します。
⑤ 助成金交付の通知を受けた後(助成期間含む)に、異動・助成研究の変更や中止等が生じる場合は、速やかに当法人まで連絡してください。
⑥ 次の各号に該当する場合は採用を取り消し、すでに支給されたものについては全額または一部の返還を求めることがあります。
(1) | 申請書の内容が事実と著しく相違したとき | |
(2) | 理由なく研究活動を行わないとき | |
(3) | 研究活動中に違法行為を行ったとき | |
(4) | その他、当法人が不適当と認めたとき |
① | 個人情報は本研究助成事業の範囲内で、かつ業務遂行上必要な限度内で利用いたします。 |
② | 法令等の定める場合を除き、事前に本人の同意を得ることなく、個人情報を第三者に提供いたしません。 |
日本獣医がん学会 臨床研究委員会
grant「@」jvcs.jp
2024年度研究助成制度は、本学会の臨床研究選考委員会にて厳正なる審査の
結果、以下の2課題について第1回日本獣医がん学会 研究助成を行うことを決定した。
【臨床分野】
募集内容:1件 上限100万円、0~2件
申請者 :田川道人先生(岡山理科大学獣医学部獣医保健看護学科)
申請課題:Liquid Biopsyを 基礎 とした BRAF変異陽性尿路上皮癌の治療層別化戦略の創出
【基礎分野】
募集内容:1件 上限100万円、0~2件
申請者 :衛藤翔太郎先生(東京大学先端科学技術研究センター)
申請課題:NSAIDs高感受性であるイヌ尿路移行上皮癌の解析から着想を得た新規がん免疫療法の開発
一般社団法人日本獣医がん学会(英文:Japan Veterinary Cancer Society、以下、日本獣医がん学会)は、我が国における獣医腫瘍診断・治療学の発展と推進に寄与することを目的として活動を行っている。本規程は、学会員が上記の目的を達成するために遵守する生命倫理の基本規則を定めるものである。
一般社団法人日本獣医がん学会(英文:Japan Veterinary Cancer Society、以下、日本獣医がん学会)は、我が国における獣医腫瘍診断・治療学の発展と推進に寄与することを目的として活動を行っている。本規程は、学会員が上記の目的を達成するために遵守する生命倫理の基本規則を定めるものである。
学会員は、獣医腫瘍学に関連する能力と人格の向上に継続的に努める。また、豊かな持続的社会の実現のため自らの専門知識を最大限に活用して、獣医学の社会的信頼を向上させることに努める。
学会員が動物を対象とした教育、研究および診療に従事する際には、常にその生命を尊重し、苦痛への配慮、福祉・愛護、生態系への影響などを考慮しながら、対象動物を真摯な態度で扱う。
学会員は、獣医腫瘍学に関する活動に際して、社会規範、法令および関係規則を遵守する。
学会員は、日本獣医がん学会の活動上、知りえた情報の機密保持の義務を負う。
学会員は、中立性と客観性をもち、得られた知的成果の公開に努める。
学会員は、中立性と客観性をもち、得られた知的成果の公開に努める。
⑴ 研究・調査データの記録保存は厳正に取扱う。
⑵ ねつ造、改ざん、盗用などの不正をせず、また加担しない。
⑶ 獣医腫瘍学に関連する問題に対しては、中立的・客観的な立場からそれを討議し、責任ある結論を導き、対応する。
⑷ 不正行為を防止する公正な環境の整備・維持に積極的に取り組む。
学会員は、他の学会員と協力して互いの能力の向上に努める。また、専門活動上の批判には謙虚に耳を傾け、不公正な競争を避けて真摯な態度で接するとともに、他者の知的成果など業績を正当に評価し、知的財産権を尊重する。
学会員は、自己の専門知識と経験を生かして、将来を担う後進の指導と育成に努める。
本規程の改廃は、学会理事会の承認を受け審議・決定し、変更することができる。