お知らせ

近年、当学会の認定医制度を始め獣医療の専門化が急速に進み、愛玩動物看護師制度の開始や情報発信媒体の変化など獣医療を取り巻く状況も大きく変化しました。これに伴い、飼育者等が提供される獣医療サービスを正しく理解して適切な選択をできるように、2024(令和6)年４月に広告制限事項の見直しが行われました。以前は獣医師の専門性（認定医や専門医）を広告することには制限がありましたが、広告制限事項の見直し後は農林水産大臣指定機関に認証された団体の獣医師の専門性については広告が可能となりました。

▼獣医療広告制限の見直し

この流れの中で、獣医師の専門性認定要件を確認する農林水産大臣に指定された機関として、公益社団法人日本獣医師会の認定・専門獣医師協議会が発足致しました。当学会の獣医腫瘍科認定医I種・II種制度に関しては、早期に認定・専門獣医師協議会への申請を行ない、2024(令和6)年７月26日付で正式に専門性認定団体要件に係る認証を受けました。
つきましては、当学会の獣医腫瘍科認定医I種・II種の取得者に関して、「獣医療に関する広告の制限及びその適正化のための監視指導に関する指針（獣医療広告ガイドライン）」に沿った獣医師の専門性に関する広告が可能になりましたことをご報告致します。

▼獣医師の専門性認定要件確認機関としての「認定・専門獣医師協議会」の農林水産大臣の指定について

なお、獣医腫瘍科認定医I種・II種に関しては個別に認証されておりますので、獣医師の専門性を広告として表示する場合、I種・II種の別を必ず明記して頂きますようお願い致します。

2024年８月１日
一般社団法人日本獣医がん学会
獣医腫瘍科認定医認定委員会
委員長　呰上　大吾